日商簿記3級は取ったけど?もう一度、パソコン寺子屋で簿記の勉強始めますっ!
こんにちは!
今日も暑いですね~( ;∀;)
福岡の方では豪雨で大変な被害が出ていますが、昨日、教室に来た生徒さんは親戚が熊本や福岡のいるので、とても心配をされていました。熊本の地震の後は、何度か帰っていたそうです。今回の雨の被害もとても心配の様子でした。
日商簿記3級は取ったけど?
さて、今週の初めから日照簿記初級の試験対策をされている生徒さんがいます。
この生徒さんは、昔、日商簿記3級の資格を取っていらっしゃるのですが、「もう忘れてる~?」とのことで、復習と試験対策を兼ねて、試験問題の学習を始められました。
3級の資格を持っているので、簿記の基本知識は身に付いています。
何年?何十年?経っても、一度身に付いたことというのは、そう簡単にはなくならないようです。
それでも、新しい用語や、昔と今では問題の傾向も違っているので、そのあたりの変化には戸惑っている様子も見受けられます。が、当のご本人は、新しいことを習うようで、とても楽しんで学習されています。
日商簿記初級と3級の違い
それでは、この生徒さんが学習している初級試験と、昔に取得された3級では、どこが違うのでしょうか?
大きく違うのは、3級の試験は紙に解答を書く記述試験ですが、初級試験はネット試験になります。
パソコンを使って、パソコンの画面に解答を入力していきます。使用できるのは、電卓だけになります。途中の計算過程を紙に書いて計算することはできません。
でも、これは日商PC検定でも同じですね、こちらの試験もネット試験のため、計算を紙に書いたりすることはできません。先日、日付の計算をするのに、紙にカレンダーを書こうとしていた生徒さんがいてヒヤッとする場面がありましたが、ネット試験というのは「パソコン」を使って解答する試験なので、原則、紙やペンを使って計算することはできません。ついでに言うと、試験中に他のソフト(インターネットのブラウザ等)を起動して答えを調べたり、ということもできませので、悪しからず・・・
日商簿記初級試験は、「知識」が命!
簿記の試験は、「計算が命」と思っている方も多いでしょうが、確かに計算も必要ですが、今回新しく創設された日商簿記初級試験は、「計算」より「知識」の方が大事だと思います。
「知識」「簿記用語」の問題数の方が、計算問題よりもはるかに多いからです。
以前にもお話しましたが、簿記用語、勘定科目に関する正確な知識が必要となります。
資産、負債、資本、費用、収益
上記の5つの項目に関して、その意味と違いを正しく理解している必要があります。
次回は、この5つの用語についてお話したいと思います。
「現金、当座預金、売掛金、未払い金、土地」
上記の中で仲間外れはどれでしょう?
さて、わかりますか~?