日商PC検定 データ活用3級合格への道
毎週土曜日は、日商PC検定データ活用3級の練習をしている生徒さんが教室に来られます。なので、その生徒さんの勉強の様子からの話題をお届けしようと思います。
前回は、関数の桁数についてお話しました。
今日は、「関数のネスト」について、お話しようと思います。
「ネスト」???って、そもそも何?
という方のために・・・
関数の中に関数を使う方法です。さらに、?の方のために・・・
『例題』
4月「150,680円」 5月「138,490円」 6月「174,320円」
上記の3ヶ月分の金額の平均を、小数点以下を切り捨てて計算しなさい。
『答え』
154,496円
『解説』
上記の金額を単純に平均を計算すると・・・「154496.6667・・・」
当然、少数点以下の端数が出てきます。
これを「ROUNDDOWN関数」を使って小数点以下を切り捨てにします。
ROUNDDOWN関数の中に、AVERAGE関数をネストします。
結果は、小数点以下を切り捨てるので、「154496」になります。
このように、関数をふたつ組み合わせて計算をすることを「ネスト」といいます。ふたつ以上の場合もあります。使う関数は、同じ関数を組み合わせる場合もあれば、異なる関数を組み合わせる場合もあります。
日商PC検定 データ活用3級には、このようにいろいろな関数の使い方を覚える必要があります。どの関数とどの関数を組み合わせるかは、問題により異なります。問題文の指示にあわせて、適切な関数を使えるようなスキルが必要となります。
さて、できますか?